宇検村、伊藤忠商事とマングローブ植林プロジェクトで連携を開始

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更新日:2021年8月25日

宇検村、伊藤忠商事とマングローブ植林プロジェクトで連携を開始

日本初となるマングローブ植林由来のCO2クレジット創出も視野に

宇検村はこのたび、伊藤忠商事株式会社(東京都港区、石井敬太代表取締役社長COO、以下「伊藤忠商事」)からマングローブ植林事業における支援を受けることで合意しました。

宇検村では、平成26年からメヒルギの苗の育成およびマングローブの植林に毎年取り組んでいます。

この度の合意では、この取り組みにかかる事業費の一部を伊藤忠商事から支援を受ける、宇検村の子どもたちが宇検村のかけがえのない自然を愛し守り育てていけるようより良い事業へと発展させていくとともに、伊藤忠商事では「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合」が発行するマングローブの効果(※1)による「Jブルークレジット(※2)」の認証を目指し、ブルーカーボン(※3)拡大を目指します。

 

※1 マングローブの効果

マングローブは、濃密に発達した細根が常に伸長と枯死を繰り返すこと、また枯れ落ちた枝葉が泥炭となり蓄積することで、土壌中に高密度の炭素を隔離することから、単位面積あたりのCO₂吸収量が多い。マングローブのような海の生態系によって隔離される炭素は「ブルーカーボン」と呼ばれ、新しいCO₂吸収源として期待されている。

 

※2 Jブルークレジット

国土交通大臣認可法人である「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合」が発行するCO2吸収量クレジット。企業等のクレジット購入者は、削減努力だけでは減らせない温室効果ガスの排出量を、購入したクレジットでオフセット(埋め合わせ)をする事ができる。

ジャパンブルーエコノミー技術研究組合 HP
https://www.blueeconomy.jp/ 

 

※3 ブルーカーボン

森林など、陸上の植物が吸収した炭素(カーボン)を「グリーンカーボン」と呼ぶ。一方で、マングローブ、塩性湿地、海草(アマモなど)などの海洋生物が吸収した炭素のことを「ブルーカーボン」と呼ぶ。特にマングローブは、単位面積あたりのCO2吸収量が多いことで知られている。

ブルーカーボンについて(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/kowan/content/001394943.pdf

 

伊藤忠商事株式会社ホームページ

https://www.itochu.co.jp/ja/

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894-3392 鹿児島県大島郡宇検村湯湾915

電話番号:0997-67-2211

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