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更新日:2021年1月7日

うけんの地理と気候

日本地図

奄美大島の地図

位置及び地勢

本村は、鹿児島県の南方383km、北緯28度17分、東経129度18分、奄美大島南西部に位置している。海抜694mの標高を持つ「湯湾岳」があり、この頂から太平洋と東シナ海に浮かぶ島々が望まれる。頂上一帯の国有林の一部は昭和49年2月国定公園に指定され学術上貴重な動植物が群生していることで知られている。また、集落は、焼内湾の沿岸に沿って点在しており、その入り江は天然の良港として遠近海漁船の避難港としても知られている。村内全域の土地構成は90パーセント以上が山岳地帯で占められている。北に大和村、東に奄美市住用町、南が瀬戸内町に接し、山は主として島の東西を走る連峰で焼内湾を囲み、冬季に北方から吹き込む寒風をさえぎり本村特有の温暖な気候をなしている。河川は急流で流域はほとんど山岳地帯で占められているため可住地は狭小であり、その中に小河川が流れているだけである。地質は全域を通じて中生代の湯湾層で島では最も古い地層をなし、珪質の頁岩、砂岩等からなり酸性土壌が強い。

気候

  • (1)気温は平均20.3度あって、南は大北に比べて大差なく北は鹿児島に比べてはるかに高温である。平地では霜を見ないので温帯植物はもちろん、熱帯植物よく生育する。
  • (2)年間を通じて降雨量が多く、一般には冬季を除き湿度が高い。高温多雨は、病害虫の発生の好条件となり、年間を通じて病害虫の発生が見られ、その被害に悩まされているのが実状である。高温は有機分の分解を速やかにして、多雨は肥沃な表土と肥料分を流失させるので、本村の農業は本土に比べ多量の有機分の補給が必要である。それと併せて、病害虫に対する研究と予防駆除の必要性が痛感される。
  • (3)台風が多く接近することから農作物などへの被害は大である。冬季の強烈な北西風(季節風)による農作物への被害も北面に面する集落においては大である。

お問い合わせ

企画観光課企画調整係

894-3392 鹿児島県大島郡宇検村湯湾915

電話番号:0997-67-2211

ファックス:0997-67-2262

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